9.鳴き(ポン・チー・カン)について
今日はポン・チー・カンという、いわゆる鳴きについて解説していきたいと思います。
鳴きに関してはメリット・デメリットがありますのでその辺りも重要ですよヾ(。・ω・。)
ポン
ポンとは自分が同じ牌を2つ持っているときにできます。
例えば、
このようにペーが2枚あるときに、下の場面のように自分の右側の人(下家=シモチャといいます)がもう1枚ペーを捨てました。
その時に「ポン」と宣言することで、下家が捨てたペーを自分の手牌にすることができます。
ポンをする事で、刻子(コーツ)を作ることができます。
これでポン完了です。
チー
自分の上家(カミチャ)の人がローソウを捨てました。
ここで「チー」と宣言するとその牌をもらうことができます、
これがチーです。
チーをする事で、順子(シュンツ)を作ることができます。
ちなみに赤で囲われた牌、がありますが、だけ横になってますね、これは左の人(上家=カミチャ)から鳴きました~というしるしです。
向かえの人(対面=トイメン)から鳴くと、右の人(下家=シモチャ)から鳴くととなります!
カン(槓)
同種の牌を4枚そろえた組み合わせのことをいいます。
カンをする事で4枚の牌をいつもの3枚のメンツとして使うことができます。
カンは必ずしも行う必要はありません、例えば、
とあったとします。カンすることも可能ですが、 と というふうに考えることも可能ですよヾ(。・ω・。)
門前で作ったカンを「暗槓(アンカン)」、他の人の捨牌で作ったカンを「明槓(ミンカン)」といいます。
暗槓は立直(リーチ)をかけることができますが、明槓は立直をかけることができません。でわもう少し詳しく。。。
・カンの種類
・カンドラ
・カンのメリットデメリット
・カンの種類
さきほど自分でつくったカン→アンカン 他の人からもらってつくったカン→ミンカン といいました。
もうちょっと詳しく説明しますね。
アンカン
自分で4枚集めたときにできるカンです。
この手配のときに自分でをツモると可能です。
こんな感じで両サイドの牌を裏返しにします。
自分で全部の牌を集めているので、アンカンはリーチすることが可能です。(*`・ω・´)
ミンカン
ミンカンの中にさらに「大明槓(ダイミンカン)」と「小明槓(ショウミンカン)」というものがあります。
・大明槓(ダイミンカン)
自分が同じ牌を3枚を持っている状態で、誰かが捨てた最後の1枚を「カン」することです。
この状態のときにを誰かが捨てたときに「カン」を宣言することでで成立します。
・小明槓(ショウミンカン)
自分がすでにポンしている必要があります。
をポンしているところにまたを引きました。ここで「カン」をすると、
これが小明槓(ショウミンカン)です。後から加えてカンをすることから別名、加槓(カカン)とも言われます。
さきほども言いましたが、ミンカンは「ポン」・「チー」同様鳴きの扱いになりますよ!
・カンドラ
そして誰かがカンをするとドラが増えるんです!それをカンドラといいます。
アンカンをした時の例で見てみましょう。
をアンカンしてますね。そしていつものドラの隣に黄色で囲われている牌がありますが、がめくれていますねということは、ドラはとなります。
この場合ドラはカンドラはです。
リーチをかけてあがった場合は、それぞれの裏ドラも合わせて計4枚のドラが期待できますよヾ(。・ω・。)
・間違ったカン
例えば、、、このような場合
カンをすることによって、のメンツをつぶしてしまいました(´・ω・`)
そしてカンをすると上でも書いたようにドラ、裏ドラ、カンドラ、カン裏ドラ、が期待できますが、その権利はリーチをしてアガった人のみです。
自分がアガれそうに無かったり、他の人がリーチしている場合はカンをしないほうが良いでしょう。
・鳴きのメリット・デメリット
本日のまとめです~
メリット
鳴きをすることによって、急所を埋めることができます。
でを待っていますが、他の人がすでにを3枚捨てられているとします、その時に上家の人がを捨てればその牌をチーすることができます。
このように、鳴きをすることでより早く手作りすることが可能です。
デメリット
相手の牌をもらっているので、結果的にリーチもできません。また1飜の役の多くが無くなってしまったり、3ハンの役が2ハンに格下げされる「食い下がり」も適用されます。
また、鳴きのなかでもカンは特殊なので状況をよく考えて、必要のある場合にのみ行うようにしましょう~
初心者の場合、鳴いてしまった為に役がなくなってしまった\(^◯^)/、というのはあるあるなので良く出る基本的な役などを覚えるまでは門前での手作りを目指しましょう!(*`・ω・´)